自尊心と買い物
買い物依存症の人は、自尊心が低いです。
依存症と自覚できているのならなおさら。
もともと自分に自信がないのに、依存症だなんてことになったら益々落ち込んでしまいます。
買い物をするときは、ワクワクして、目の前に素敵な世界が拡がるかのような感覚があります。
自分がそれを身に付けたり、所有したりすることで自分が魅力的になるのではないかという錯覚を起こしているんです。
完全に錯覚とは言い切れません、なぜなら、美しい服や靴を身に付けていることで、実際に褒められることだってあるからです。
でも、それは「モノ」が褒められているだけで、身に付けている「私」が褒められたわけではありません。
欲しかったモノを手にいれても、自尊心が低いとふと鏡やガラスに映った自分を見て、「あれ!?なんか思ってたより素敵じゃない!!」と思ってしまうんです。
そうすると、そのとき身に付けていた服や靴に急に魅力的を感じなくなります。
そして、また別の洋服を求めていきます。
この負の連鎖を断ちきるための自尊心の養い方は、また次に記事にします。